SHAKE HANDS

世界一周ショッピング - Japan to the World

旅するミュージシャンです。

著者:Yusuke Hasegawa

オーストラリア, メルボルン

旅するミュージシャンです。

はじめに

旅するミュージシャンのYUSUKEです。

音楽を通して世界中の人々と繋がる事を思い、ヨーロッパ、アジア、カナダ、アメリカ、オーストラリアを主に旅または一定期間拠点とし今回はオーストラリアのメルボルを舞台に音楽活動してきました。

毎週末サウスメルボルンマーケットというところで午前中、バスキング（路上演奏)しているので、その日の流れと演奏中の雰囲気、人々のリアクションをご覧頂けると思います。

それではどうぞ。

今日もこれから出勤なり。

歩いてトラム乗り場まで。

信号待ちでファンキーなシャッター。

トラム待ち。

もう来そうやね。

トラムに荷物を載せようとしてたら

親切な人が荷物を載せるのを手伝ってくれました。

落書きだらけのトラムの窓

トラムを降りて歩く。

マーケットを目指し歩く。

もうじきマーケットやね。

演奏場所に向かって行きまーす。

後もうちょいやね。

さて演奏の準備を始めましょう。

演奏場所の右斜め前のアジアンフードを売っているおじさんと記念撮影。いつも応援してくれてありがとうございます♪

演奏場所の左斜め前のナッツ屋のおばちゃんとも記念撮影。このおばちゃんの誕生日にバースデーソングを頼まれました。

演前にギターをきれいに。

演奏前のチュー二ングこれは大事！

ようやく演奏スタート。

今日誰か演奏聴きに来るかな？

人は通るけど....... — 人は通るけど…….

なかなかコインを入れてくれませんねー。

いやー今日厳しいかもー。

まじかー.... — まじかー….

ようやく日が照ってきたー。

すると小連れのお父さんが、

足を止めて演奏を聴いてくれてます。

すると通りがかりの方がコインを入れてくれました。

少し離れたベンチでは男の子が演奏を聴いています。

良い感じなんちゃう♪

犬に怯える子供　笑

マーケット内からみるとこんな感じ。

ようやく少しづつ人も増えて来ました。

すると毎週マーケットで見る方がコインを入れてくれました。

次はマダムが。

遠くからは少年が。

お父さんからコインをもらい入れてくれました。

『素敵な演奏をありがとう♪』と少年は言いました。

犬も演奏を聴きに来ました。

ツインベビーカーもやって来ました。

休憩がてら演奏を聴きに来ました。

『何か演奏してるやんと子供はつぶやきました。』

音楽にあわせて踊り始める子供♪

イエ〜〜〜〜！

コインを入れてくれたかと思うと、

『俺に弾かせろ〜〜〜！』

さよなら〜〜〜

と見せかけて

このアンプひょっとしてローランドのストリートキューブEXなんちゃう？

単三電池で駆動するやつやろ？

『ほらほら演奏のじゃまになりますよ。』とマダムは言いました。

さよなら〜 — さよなら〜〜〜

『ワウン♡』

『ワウンワウン♡』

『うりゃっ！』

『ほれっ！！』

『ほいさ！』

『満足したかいべいべー？』

『あんたほんま早いねん』

『こともすんだし帰りましょー』

『これでうまいもんでも食いな』と男は言いました。

『じゃあな。』

すると今度はお母さんと子供が来たかと思うと

演奏を聴いてくれてると思うと

突然マイケルの真似を始めたかと思うと

踊り始めました。

『休憩しまーす。』

すると今度は

『このアンプローランドのストリートキューブEXだね』と子供は言いました。

遠くから見てる子供。すると今度は

『あれっ！こんなところに、おたまじゃくしがいるよー！』と言いました。

『ほんまやー』となぜかお兄ちゃんは関西弁でした。

仕方が無いのでお金を入れてくれました。

別れ際に『良い夢見るんだよ』と言ってくれました。

女の子がきたかと思うと

特に気をとめませんでした。

マダムたちが世間話を始めたかと思うと

『シェキナベイベー！』と言ってイカしたサングラスの子供は軽快なリズムで通りすぎました。

すると赤い髪のおばちゃんが犬を連れて来たかと思うと

本日のカメラマンつっちーは子犬に虜でした。

『僕も忘れないでね』

『愛しているワン』

帰りがけに『わざわざ日本から来たんだ金をくれないか？』と訪ねてみると

『馬鹿言っちゃいけねーよ！』と笑い飛ばされました。

さらばサウスメルボルンマーケット! 完

著者について

Yusuke Hasegawa author